冷える!浮腫みが気になる!秋の夜長に心強い味方!
2023/09/22
こんにちは、りょう鍼灸院の平井です。
先日、患者さんから「最近、浮腫みがひどくて…。」というご相談を受けました。
日差しは強く、日中は茹だるような暑さを感じますが、やはり朝晩の風はひんやりしています。冷えと浮腫みは仲良しさんなので、少しずつ気になり始めている方が増えてる印象です。
これを読んでいるあなたも、足先が冷えていませんか?
今日は「冷え性」と「浮腫み」についてお話ししていきます。
さて、東洋医学では浮腫みとはどういう状態なのでしょうか。
そのためには健康な状態を知らなければいけませんね。人間の身体が健康的な状態の指針として、昔の人が言った「頭寒足熱」が今回のキーワードです。
頭寒足熱とは、「頭が涼しく、足元が温かい状態」です。
頭には陰気があり、足元に陽気が巡った状態を健康的だと昔の人は考えました。
ところが、自然の摂理を考えるとこの状態は不思議な出来事ですね。
温かい空気は上に昇り、冷たい空気は下に降りると、僕たちは小学生の頃に学んだはずです。
言い換えると、「健康な状態というのは自然の流れに逆らった状態」なのです。
となると不健康な状態は「頭に気血が昇りやすく、足元が冷えて浮腫む状態」となります。
頭がカッカして怒りっぽく、手足が冷えて浮腫んでいる…。ドキッとしなかった方は健康的な方ですね。
さて、「浮腫み」のメカニズムがわかったところで、続いて解決策を考えましょう。
下半身を温めて、気の巡りをよくする方法です。
ひとつは食養生。温めて熱を加えたショウガを食事に取り入れてみましょう。
さらに魚やナッツを追加してあげると、より効果的ですね。
続いてツボを押してマッサージをしてあげる方法。
三陰交というツボがあります。
内くるぶしから足の骨に沿って指4本分上にあるツボで、ここをお風呂に入ったときにゆっくり30秒ほどほぐしてあげましょう。
下半身を温めて気の巡りを改善してくれる、女性の味方です。
「浮腫み」とひとことで言っても、その後出てくる症状として「腰痛」「肩こり」「月経不順」など、様々な症状のトリガーになることが多いです。
「最近、浮腫みが気になってきて…。」そんなお悩みを抱えている方は、ぜひ当院へご相談ください。
早めの解決こそが、スッキリした毎日を送るコツですよ!
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りょう鍼灸院
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